公益社団法人 香川県歯科医師会
8020協力会員の皆様

毎月、多くの協力会員の皆様からの活動報告をいただき、大変ありがとうございます。
今月も、8020協力会員として、ご家族・地域の皆様に歯とお口の健康の大切さについて話していただき、なお一層8020運動の輪を広げていただきますようお願いします。

コラム・イベント情報と活動報告

コラム「インフルエンザ予防には口腔ケアと鼻うがい?

昨年以来インフルエンザの流行が続いていますが、皆さんはどのような予防対策をしているでしょうか?現在の流行の主役はA型のH3N2(AH3亜型)サブグレードKというタイプです。これは、従来のH3N2と比べて免疫との“相性”がやや異なり、最初の株でワクチンを作る期間中、ワクチンが完成したころにはもう最初の株と抗原性が変わってしまうことで、ワクチンの効きが悪くなってしまっているらしいのです。そういったことも、大きな流行になった原因と考えられています。ただし、それでもインフルエンザワクチンには重症化や入院のリスクを下げるという大切な役割がありますので是非とも接種するようにしましょう。

このほか、一般的な予防方法としては手洗い、うがい、マスクが知られていますが、そのほかにもまだ予防する手立てはあります。実は、お口の中やのどの細菌が少なければ少ないほど、つまりはお口の中が清潔である人のほうがインフルエンザにかかりにくい傾向があるようです。

その理由については、分子レベルでの解明が進んでいて、インフルエンザウイルスが人に感染する際にはウイルスが人の細胞に入り込む必要があるのですが、お口の中やのどにいる細菌が作り出すプロテアーゼという酵素がその侵入を助けているというのです。プロテアーゼの働きにより細胞内に入ったウイルスは増殖を開始しますが、それだけでなく、炎症性サイトカインという物質の放出も促すため、発熱や呼吸器疾患の悪化が引き起こされることになります。

口の中やのどに細菌が多い状態だと、このプロテアーゼという酵素が大量に存在するため、ウイルスが体に入りやすくなってしまうのです。つまり、 お口の中が不潔だとウイルスが活性化しやすくなり、感染リスクが上がるということになります。また、言い換えれば、口腔ケアや鼻うがいなどをしっかり行うことでお口やのどの細菌を減らせば、ウイルスの増殖を抑えられるということです。

大切な受験シーズンにも差し掛かっていますので、インフルエンザにかかることはできるだけ避けたいところでしょう。予防は小さな積み重ねから!家庭での歯磨きだけでなく、歯科医院でのプロフェッショナルケア、また、家庭での舌磨き、鼻うがいにも挑戦してみてはいかがでしょうか?

イベント情報

香川県歯科医療専門学校一般入試のお知らせ

香川県歯科医師会立香川県歯科医療専門学校では1月25日(日)に一般入試を行います。

  • 時代と共にその必要性がますます高まっているお口のケアのプロフェッショナル歯科衛生士
  • パソコンソフトを駆使して技工物のデザインから製作までをオシャレにこなす歯科技工士

生涯を通じて求められる仕事に就いてみませんか?歯科技工士は独立・開業の夢もあります。衛生士科、技工士科ともに定員までまだ余裕がありますので、ご応募お待ちしています。

詳しくは、香川県歯科医療専門学校ホームページをご覧ください。

香川県県民公開講座「南海トラフ巨大地震に備える(その2)」〜被害を最小限に抑えるために〜

日時 令和8年2月8日(日)10:00〜12:00
場所 香川県歯科医療専門学校7階8020ホール
対象 香川県民
申し込み 香川県歯科医師会ホームページから
https://www.kashi.or.jp/koukai_kouza/
締め切り 2月1日(日)必着
講師 山口大学名誉教授 山口大学大学研究推進機構特命教授(研究)
三浦 房紀 先生
  1. 南海トラフ巨大地震は近い
    まずいくつかのデータを示しながら、南海トラフ巨大地震の発生が近い将来起こる可能性が高いことを説明します。そして2024年8月8日、日向灘でマグニチュード7.1の地震が発生。この地震が南海トラフ巨大地震の震源域で起こったため、初めて「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が出されました。この情報の意味するところ、そしてどのように対応すればよいかを説明します。これも南海トラフ巨大地震が近いことの表れです。
    2025年9月26日に「南海トラフ沿いの地震活動の長期評価」が公表されましたが、それまで「30年以内に起こる確率が80%程度」と言われていたのが、「60〜90%程度以上」と「20〜50%」と非常に分かりにくい内容でした。その意味を分かりやすく説明します。
  2. 南海トラフ巨大地震により想定される被害とその備え
    まず2025年3月31日に国が南海トラフ巨大地震の被害想定結果を公表しました。また香川県も詳細な被害想定を行っています。まずは国、そして県の主な被害想定結果(震度、液状化、津波、建物被害、人的被害、ライフライン被害など)を紹介します。そしてそれらの被害をゼロに、あるいは最小限に抑えるための備えについて説明します。
    あわせて事業継続計画(Business Continuity Plan: BCP)策定の重要性、さらにはBCPに実効性を持たせるには家庭の防災(Home Continuity Plan: HCP)が重要であることを説明します。
  3. 防災に関する最新の科学技術
    災害を少しでも少なくするために、国の研究機関、大学、あるいは企業が取り組んでいる防災技術・研究の最前線を紹介します。具体的には、@海底地震・津波観測システム、A緊急地震速報、B人工衛星による被災状況の迅速かつ広域観測、C准天頂衛星「みちびき」を使った全国同一周波数のFM放送による一斉情報提供、D電離圏の異常の観測などから地震発生の直前予測の可能性、など。
  4. おわりに
    最後に改めて、日ごろからの地道な備えが重要であることを述べます。

地域での活動報告

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地域での活動報告
地域で歯の健康についての啓発活動をした人は、日時、対象人数、活動内容をお書きください。

FAXでも、受け付けます。
その際は、氏名、連絡先を忘れずにお願いします。

香川県歯科医師会
〒760-0020
高松市錦町2丁目8番38号
電話 087-851-4965
FAX 087-822-4948

  

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