コラム・イベント情報と活動報告
コラム「これからの季節、スポーツドリンクの怖い罠とは?」
スポーツドリンクとは、運動などで汗をかいたときに、体の中から失われた水分や塩分、エネルギー(糖分)を効率よく補うために作られた飲み物のことです。
人間は汗をかくと、水分だけでなく、体にとって大切な「ナトリウム(塩分)」や「カリウム」などの成分も一緒に出ていきます。
これが続くと、体の調子が悪くなったり、熱中症になるリスクが高まったりします。そうしたときに、スポーツドリンクを飲むと、水分だけでなく、失われた塩分や糖分もすばやく体に取り入れることができるようになっています。
ところがそんなスポーツ飲料ですが、飲み過ぎると健康に深刻な影響を及ぼす可能性があると言われています。特に、糖分や塩分の過剰摂取は、肥満や糖尿病などの生活習慣病のリスクを高める原因となります。
なぜなら、500mLのペットボトルに含まれる糖分は25g、つまりスティックシュガー8本分以上、また、1Lのペットボトルだと 50gでスティックシュガーだと16本分以上になるからです。
一日の砂糖の摂取量の目安は25gなので、500mLのペットボトル1本分を飲んだだけで一日の砂糖の摂取量に達してしまいます。1Lの水筒いっぱいにスポーツドリンクが入っていた場合は、WHO基準の一日の摂取量の2倍にもなります。
また、スポーツドリンクには塩分が多く含まれます。特にOS-1は、通常の汗の塩分濃度の1.5〜3倍の塩分を含みます。 日本人の塩分摂取量はWHO基準の2倍以上(男性11g、女性10g)とされており、スポーツドリンクの常用は、高血圧や動脈硬化のリスクを高めます。
その他、スポーツ飲料は酸性の成分が多く含まれており、飲み続けると歯のエナメル質が溶けてしまう「酸蝕症」や過剰な糖分摂取による「むし歯」のリスクも高まります。
さらに、スポーツ飲料の飲み過ぎは、頭痛やめまい、だるさなどの症状を引き起こす「水中毒」の危険性もあります。
ペットボトル症候群(正式名:清涼飲料水ケトーシス)という言葉を聞いたことはあるでしょうか?ペットボトル症候群とは、スポーツドリンクや炭酸飲料、ジュースなど、ペットボトルに入った糖分の多い清涼飲料水を毎日のように大量に飲み続けることで起きる病気のことです。体には本来、血糖値(血液中の糖の量)を一定に保つ仕組みがありますが、糖分を含む飲み物を習慣的に飲み過ぎると、その調整が追いつかなくなり、血糖値が異常に高い状態が続いてしまいます。
その結果、異常なのどの渇き、強いだるさや倦怠感、吐き気や食欲不振、急激な体重減少、重症になると意識障害を起こすこともあります。
スポーツドリンクは、運動直後や熱中症の危険が高い場面では役立ちますが、“日常の飲み物”としては不向きです。特に学校生活では、水やノンカフェインのお茶を基本とし、スポーツドリンクは「必要なときだけ」にとどめることが大切で、これらのリスクを避けるためには、くれぐれも“がぶ飲み”しないよう注意しましょう。
イベント情報
歯と口の健康週間行事のご案内
6月4日〜10日は歯と口の健康週間です。香川県歯科医師会では県下11の地域で歯と口の健康をテーマに様々なイベントを行います。香川県歯科医師会のホームページhttps://webfes.kashi.or.jp/で情報を確認し、是非とも参加してみてください。
香川県歯科医療専門学校オープンキャンパス(体験入学)のご案内
- 時代と共にその必要性がますます高まっているお口のケアのプロフェッショナル歯科衛生士
- パソコンソフトを駆使して技工物のデザインから作製までをオシャレにこなす歯科技工士
生涯を通じて求められる仕事に就いてみませんか?
6月、7月、8月の3回にわたって、オープンキャンパス(お仕事体験)が開催されます。
そして、今年度からオープンキャンパスへ参加してくれた方や自主的に学校見学に訪れてくれた方には、総合型選抜入試を受験する資格が与えられます。総合型選抜では、学力より本人のやる気や将来性を判断して合否を判定します。興味がある方は是非この機会に参加ください。
また、インターネット出願も始めましたので、出願がより簡単にスピーディーに行えるようになっていると思います。
詳しくは、香川県歯科医療専門学校ホームページhttps://www.shikasen.ac.jp/をご覧ください。
- 何かお口の健康に関して知りたい事や疑問があれば、活動報告に加えて目立つよう記載、返信ください。少し時間が掛かることもありますが、できるだけお答えいたします。
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