介護保険施行された今、私達香川県歯科医師会では、在宅、並びに介護保険施設等に入所している要介護高齢者の方々の歯科医療を含めた口腔管理を今後の重点課題に掲げています。

要介護高齢者の方々に歯科医療や口腔ケアが必要となった場合、下図の流れのように、まず、本人の希望に添って「かかりつけ歯科医」(以前に診療を受けていた歯科医)が対応します。

しかし、「かかりつけ歯科医」を持たない要介護高齢者、または、何らかの理由で「かかりつけ歯科医」が対応できない場合、在宅においては、その地域の協力歯科医・協力歯科衛生士が対応し、施設においては、香川県歯科医師会・郡市歯科医師会が推薦する協力歯科医療機関がこれに対応できるよう、現在体制作りを進めています。

住宅並びに介護保険施設等における歯科医療体制の流れ

住宅並びに介護保険施設等における歯科医療体制の流れ