歯科疾患の予防のための取り組みを総合的・計画的に進め、多くの人が80歳で自らの歯を20本以上保つことができれば心身ともに健康で自立した豊かな生活を営むことのできる8020健康長寿社会に近づくことができます。

この度、香川県ではそのような社会の実現のために、「香川県歯と口腔の健康づくり推進条例」が公布、施行されました。

条例の概要

県の責務

関係する全ての分野で有機的な連携を図り、香川県の実情に応じた施策を策定・実施します。

県民の責務

県民一人ひとりが、県・市町などが行う歯と口の健康づくりに関する取り組みに参加したり、定期的に歯科健診・歯科保健指導を受けるなど、積極的に歯科口腔保健に取り組むよう努めます。

歯科保健関係者の役割

県・市町・医療従事者・事業者・保険者等全ての関係者の役割を定め、相互に連携・協力して、県民の歯と口の健康づくりを支援します。

基本的な施策の実施

乳幼児期から高齢期まで、各ライフステージに応じた適切な歯と口腔の健康づくりのために必要な取り組みを行います。

いい歯の日(11月8日)

11月8日を「いい歯の日」と制定し、14日までの一週間を「歯と口腔の健康づくり週間」と定め、歯科口腔保健の普及に努めます。

歯の数が少ないほど、また歯周病が重度なほど全身にかかる医療費が高い

  • 現在歯数別医療費
  • 歯周病の程度別医療費

歯科健診を受診した方が、また何でもかんで食べられる方が全身にかかる医療費が低い

  • 歯科健診受信頻度別医療費
  • 「何でも噛んで食べられる」別医療費

平成22年度 香川県「歯と健康と医療費に関する実態調査」より

香川県歯科医師会会員は様々な研修を積み、以下のような事業を行っています

  • 市町、学校、企業での歯科健診・保健指導
  • 休日歯科診療
  • 在宅訪問歯科診療
  • 店の衛生週間行事
  • 高齢者イイ歯のコンクール
  • 豊島での営科健診・歯科診療
  • 8020運動推進事業
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今回の条例制定により、さらに県民の歯科口腔保健が総合的・計画的に推進

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8020健康長寿社会の実現

8020健康長寿推進医院