令和8年度
訪問口腔健康管理研修会
講演会
演題
口から支える“食べる・話す・笑う” ― 多職種でつくる、その人らしい暮らし
高齢者や要介護者の療養生活において、口腔の健康は単に「口の中を清潔に保つ」ことだけを意味するものではない。「食べる」、「話す」、「笑う」といった日常の営みを支え、その人らしい生活を維持するためには、口腔衛生管理に加えて、咀嚼・嚥下・発音などの口腔機能を適切に評価し、必要な支援へとつなげていくことが重要である。
一方、在宅や施設における口腔健康管理は、歯科医師や歯科衛生士だけで完結するものではない。日常的な口腔ケアを担う介護職、全身状態を把握する医師・看護師、食事や栄養に関わる管理栄養士、摂食嚥下機能に関わる言語聴覚士、生活全体を調整するケアマネジャーなど、多職種がそれぞれの視点から関わることで、初めて継続的な支援が可能となる。
本講演では、訪問歯科診療の現場で経験するさまざまな事例をもとに、日常の口腔ケア、専門的な口腔衛生管理、口腔機能管理をどのようにつなぎ、多職種で共有していくかについて考える。また、口腔内の小さな変化から全身状態や食べる機能の低下に気づくポイント、歯科への相談・連携が必要となるタイミングについても紹介する。
「口のことは歯科だけに任せる」のではなく、それぞれの職種ができることを持ち寄り、チームとして患者・利用者の“食べる・話す・笑う”を支える。そのような口腔健康管理のあり方を、参加者の皆さまとともに考える機会としたい。
講師
- 加地 彰人 先生
(愛媛県 医療法人あき歯科医院)
略歴
| 2005年 | 鹿児島大学歯学部歯学科卒業 |
| 2005年 | 鹿児島大学医学部歯学部附属病院義歯補綴科勤務 |
| 2013年 | あき歯科医院開業 |
| 2019年 | 医療法人あき歯科医院に改組して現在に至る |
所属学会
- 日本歯科医学会
- 日本補綴歯科医学会
- 日本老年歯科医学会
- 日本障害者歯科医学会
- 日本口腔衛生学会
- 日本摂食嚥下リハビリテーション学会
- 日本在宅医療学会
- 認知症ケア学会
- 愛媛県認知症ケア専門士会
- 日本公認心理師協会
- 愛媛県公認心理師会
- 四国中央市介護認定審査会委員(平成28年〜) など
日時
令和8年11月3日(火・祝) 10:00~12:00
会場
香川県歯科医療専門学校7階「8020ホール」
対象
口腔健康管理をされている方やこれから行っていこうと思われている方。職種に限定なし。
定員
100名
先着順とさせていただきます。
定員に達した場合は、早めに締め切ることがあります。
参加費
無料
※試供品のプレゼントがあります
駐車場について
台数に限りがありますので、できるだけ公共交通機関をご利用いただくか、乗り合わせでのご来場にご協力をお願いいたします。
会場までの詳しいアクセスはこちら(Google Map)
申込締切
令和8年10月28日(木)
申込方法
申込フォームよりお申し込みください。
