平成１５健口

お知らせ

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平成１５年　健口生活メニュ－コンク－ル開催される。

健康寿命をのばすためのアイデア料理に県下から78組が応募

　　　　受賞作品決まる！！　　

　　「健口生活メニュ－コンク－ル」の最終選考会（調理審査）が、10月26日（日）午前9時30分より
香川県社会福祉総合センタ－において開催されました。

香川県および香川県歯科医師会が主催、香川県食生活改善推進連絡協議会が後援となる今回のコンク－ルは、
お口の健康を保ち、健康寿命を伸ばすための「健口生活」を身につけてもらうことを目的としています。
地元の特産品、郷土料理などを上手く取り入れたアイデア作品を9月1日～9月16日の期間で
応募したところ、県下から78組の応募がありました。

作品は、Ⅰ　育ち盛りに食べさせたい部門、Ⅱ　熟年家族の食卓部門、Ⅲ　ファミリ－食卓部門、の3部門に分けて
応募が行なわれ、Ⅰ部門（34通）、Ⅱ部門（10通）、Ⅲ部門（34通）の中から
まず書類選考で各部門5作品、計15作品が選ばれました。

このうち、最終選考会に訪れたⅠ部門3組、Ⅱ部門3組、Ⅲ部門5組の作品について調理審査が行なわれ、
６名の審査員による審査の結果、各部門で最優秀賞1組、優秀賞2組、また、特別賞3組が栄冠を勝ち取りました。

１．審査基準

　健康な体と歯を保つために、栄養バランスが取れ、いろいろな固さのものを取り入れ、アイデアに富む作品で、次の条件を満たしていること。

１．歯や骨を丈夫にするカルシウムやビタミンＤを含んだ食品を使っていること

２．歯ぐきの粘膜によいビタミン類やタンパク質を含んだ食品を使っていること

３．歯ごたえのある繊維の多い食品を使っていること

４．地元の特産品、郷土料理などを上手く取り入れているか

５．普及性があり、経済的であるか

６．各部門の条件を満たしているか

　Ⅰ.子供が苦手なカルシウム豊富な小魚やビタミン豊富な野菜を取り入れたアイデア料理

　Ⅱ.噛みにくい、飲み込みにくい世代の方にも食べやすい栄養豊富なまた、丈夫な骨作りのために乳製品を取り入れたアイデア料理

　Ⅲ.3世代、4世代がそろって食べられる、Ⅰ.Ⅱ.の内容を含んだ料理

　２．　審査委員（敬称略）

・香川県食生活改善推進連絡協議会会長　　三井　亮

・香川県栄養士会会長　　　　　　　　　　今田　淳子

・香川県歯科衛生士会会長　　　　　　　　阪根　玲子

・一般中学生の保護者・児童　　　　　　　川西　直子・冴季

・香川県歯科医師会会長　　　　　　　　　山下喜世弘

最終審査に残った参加者達は1時間という短い時間の中でてきぱきと材料の仕込み、調理から盛り付けまでを終え、会場にはおいしそうな匂いが立ち込めました。そして、できあがった作品を前に写真撮影。その後、料理は試食され、審査、採点が行なわれました。

採点表が集計され、各賞の結果発表が三井亮香川県食生活改善推進連絡協議会会長からあり、表彰式が11月9日（日）「高齢者イイ歯のコンク－ル」会場（香川県民ホ－ル北館・玉藻の間）で行なわれることが報告されたのに続いて、今田淳子香川県栄養士会会長から講評があり、「今日試食させていただいたメニュ－から、日常生活の中での料理の知識が豊富な事や、8020運動の主旨が理解されている事が、あらためて十分にわかりました。今後はその知識をもとに、8020を目指して、家族ぐるみ、地域ぐるみで実践して頂きたい。」と、今後の実践が強く求められました。